浜松のバイク屋さん

街角のバイク屋さんの平凡な日々。ご近所のおばちゃんのスクーターのパンクを修理したら代車のお礼にみかんをもらって喜んでいたりします(^^)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

昭和の職人

下の画像を見て連絡を下さった方がいます、
お騒がせしてすみません。m(_ _)m

ありがたい事です、
皆さんに支えられています。


私はバイク屋さんになろうと思ったのは、
30歳を過ぎてからです、
結構遅いスタートでした。

それまでは、アマチュアレースに参加していたり、
若い連中のメカニックとして働かされていました。(^^)

レース資金の捻出のために、
借家の軒先でバイクをいじっていました、
バイク屋さんの下請け仕事ですね。

その頃は、プロになる事は考えていませんでした、
むしろイヤでした。<爆っ!

そのうちに仕事が増え、手狭になり、
プレハブ工房を持つようになりました、(小池町のアニキのお下がり)
仕事の幅も増えてゆき、楽しさ、面白さを知るようになりました。

その後ですね、「バイク屋さんでもいいかなぁ」
などと考えるようになり、今に至ります。


バイク屋さんになろうと考えてからは、
何年も勉強と仕事の繰り返しです、
遅いスタートです、駆け足で働いていました。

今にして思えばその頃よりお世話になっている方々、
あの頃の経験は、一生物の私の財産です。

いろいろなバイク屋さんに会いました、
勉強させていただきました、
教わる事は山のようにありました、、、
今でも勉強させていただいております。

工具箱を抱えて応援に入り、
いろいろと教わりました、
本当にありがたい事です。

当然、私より年上です、先輩です、
その方々は、バイクブームと言われた時代の仕事人です。

昭和の時代の職人さんです、
メカニックと言うよりも、職人さんです。

いろいろ教わりました、
基礎から、業界の知識、物事の考え方、
お金を出しても惜しくないくらいの事を惜しげなく教えてくれました。

そのうちのひとつが、
「作業場の下回り、床はきれいにしろ」です、
ひとつの仕事が終わったら、ごみの確認、汚れの確認です。

ネジや部品が落ちていないか?
整備の終わったマシンのガス漏れ、オイル漏れ、水漏れ、はないか?
埃やごみの上で次のマシンを進める事のないように。

そうです、当たり前のことなのですが、
万一、ネジや部品を落とした時、
今のマシンの物か、前のマシンの物か、わからなくなります、
作業場の床はきれいにしておかなければいけません。

F1のピットや、ロードレースのピットは、
見た目もありますが、非常にきれいなのです。

むしろパリダカなどのメカニックを尊敬します、
悪条件の中で確実な仕事をこなす事、
それは非常に難しい事なのです。


街角のバイク屋さんです、
新車のきれいな仕事ばかりではありません、
愛着のあるマシンをオーナーに合わせて組む事が仕事なのです。

それでも、出来る限りは先輩方の言葉を守るようにしています、
とても大切な事だと思います。

今、私の所に某業者さんの二代目君が仕事を覚えるために来ています、
週末になると来ます、3年ほど通っています。

ありがたい事です、他にもバイク屋さんとのお付き合いがあるはずですが、
私の所に勉強に来るという事は、
私もなんとか認められてるのかなぁと思います。

ちなみに勉強中です時給500円です、<えっ(^^)
それでも時間がある時はネルガルに来ています。


彼にも伝えてゆきます、
「作業場の下回り、床はきれいにしろ」
掃除は基本です、先輩方の言葉をそのまま伝えています。

ゴミが落ちたら、拾います、
オイルをこぼしたら、拭いています、
極めて基本的な事です、、、、。




今日は、ホンダのフロントフォークのオーバーホールをしていました、
コンパネの上で新聞紙をひいて、オイルバットにフォークオイルを抜いていました。

オイルをこぼさないように気をつけながら、、、
その後にフォークのオイルシールの引抜です、
勢いをつけて、カツン、カツン、と衝撃で抜きます、
もう少しと思った時です、、、



スカンッ


ガンッ!


ロパー




せっかくオイルバットに拾っていた、
フロントフォークのオイルをオイルバットごとひっくり返して、
床にぶちまけましたぁぁ(^^)




ありえないような異音に気づいた彼が、驚いています、
いやぁー、私も驚いています(^^)
すげぇぇ事になっています、
床にしみ込む前に拭き取らなければ、、、、


「とりあえず、写真を撮れ」


馬鹿ですねぇ(^^)
普段やらないような失敗をすると、人間とはこうももろいものかと、、、

自分の失敗に脱力感と笑いがこみ上げてくる(^^)
笑いながらもデジカメを構える彼はこの光景を忘れないでしょう。 




「先輩、私は身をもって後輩に伝えております」 
 




平成も18年です、
そろそろ19年になります。

私は昭和の先輩方に仕事を教わりました、
今風のお店にはできないと思います、
それで良いと思っています、
先輩方に教わった事を次の世代に伝えてゆきたいと思います。

ネルガルは、不器用でも真面目にやる、
時代遅れの昭和の職人のお店になれれば良いなぁ、
いつもそう思っています。



仕事を教えてくださった方々、
今でも勉強させていただいております。


いつもその背中を追いかけています、
先輩ありがとうございます。




私は、
しあわせだと思います。












スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。