鈴鹿ミニモト4時間耐久レース、
オープンクラス用のマシンのテスト走行です。
まあ、地味にあれこれと進めまして、
前回のつま恋のテスト走行よりは地味にコントロール性が向上していると思います、
そこらあたりもテスト走行を繰り返しながら決めていきます。
そんな、こんなで、蒲郡市のスパ西浦スピードパークへレッツゴーです、
STクラス参加のネルガル浜北のライダー達も揃い、
NSF100が4台、SP100が1台、SP50が2台、STマシンが1台、オープンマシンが1台、
9台のマシンと、ライダーは、、、、8名、なにげににぎやかです。(^^)
朝からサクサクと準備を進めます。

シートカウルの高さを変えて、
玉田選手による一本目です。

コースインしていく玉田選手を見送る親父さんのうしろ姿です。(^^)

何週か回って玉田選手がピットに帰ってきます、
前回のつま恋の凍結防止剤の影響で、タイヤがむちゃくちゃ滑るそうです、、、
サクサクと玉田選手のNSFのタイヤを借ります、
杉山選手と乗り変わりながら様子見のテスト走行が続きます。
先日作ったメッシュホースの具合も良く、
ポジション的な所も、暫定ですが改善はされています、
乗りやすくなっているようです。
まあ、それでも良い事ばかりは続かない物で、、、、
トラブルとは予期せぬ所から出てきます、、、。(--)
2本目の走行が始まってしばらくした頃に、
ストレートを走り抜けるマシンから異音が聞こえました、
玉田選手の様子を見ていると、手を上げました、ピットに帰ってきます、、、。
エンジンもかかっていて、アイドリングもあります、
異音はエンジンのヘッド周りから聞こえてきます、
サクサクとタンクを外して、ヘッドカバーを開けてみると、、、。
インテークのリテーナーが割れてまんがな、、、。(--)
交換した新しい方が割れています、
大体の走行時間は、6~7時間ぐらいと認識しています、、、
それにしても、割れるの早くね?
普通に組んだヨシムラエンジンが壊れた事はありませんが、
レース用だけは、やたらと壊れますなぁ、
悩み所です、、、やっぱりパワーを出し過ぎているのでしょうか?(--)
耐久性がまったく不透明です、、、。
そんな事もあり、予定の半分ぐらいでテスト走行は終了です、
特筆するべき所があるとすれば、玉田選手ですなぁ、
「ストレートに入った時、エンジンのパワーが感じられなかった」
エンジントラブルを感覚的に感じとり、サクッとピットに帰ってきました、
おかげさまで、リテーナーが割れていてもバルブが落ちる事も無く、
エンジン自体は、無傷だと思います。
なににしても大したライダーです、(^^)
おかしい? と思ったら走らない、
当たり前の事なのですが、テスト走行では一番大切な事なのです。
スペアーがあればピストンの上死点を取り上から交換してテスト走行を続けますが、、、
まあ、確認の為にもう一回エンジンをバラシます、
今日は、ここまでです。
それでも、走行時間が余ってしまいましたので、無駄にするのはもったいない、(^^)
みんなでマシンを乗り換えながらスパ西浦での走りを楽しんでおきます。
一般車の二輪と混走になります、
ミニバイクは、やっぱり小さいですなぁ。(^^)

それでも、一周回ってのタイム自体は、
場合によっては、ミニバイクの方が速かったりもします、
完全なレース用マシンとは、そういった物なのです。

悪い事もあれば、いい事もある、
エンジンはリテーナーが割れましたが、大事には至らず、
中学生のジュニアライダーの玉田選手は、またひとつ大切な事を覚えたと思います。
私自身も慢心する事無く、またエンジンと向き合っていく事になります、
まだまだ勉強の日々が続きます。
今日のテスト走行を評価するならば、
「悪いながらも良し」
そんなところで落ち着きましょうか?(^^)
鈴鹿用のオープンマシンは、
いろいろな意味で、
ネルガルのスペシャルマシンなのですから。(^^)v